煌めき

ピンクのユリ
煌めき(2020年5月)

なかなか外へ出られないので、昨年夏に撮った写真を見ながら描きました。
ユリを描くのはものすごく久しぶりで、感想は「やっぱり難しい!」
しかも、決して得意ではない水彩をチョイスするというダブル茨の道…それでも楽しめてしまうのは、やっぱり描くのが好きなんですね。

今回は下書きを水彩色鉛筆であたりをとる程度に入れ、あとは大雑把にそれっぽい色をあまり混ぜずに塗っていきました。
日本画の感覚でついつい薄塗りをゴリゴリ何度も塗り重ねたくなってしまうのですが、それでは水彩絵具の透明感を殺してしまうことにようやく気づきました。

自分の感覚よりは意識的に濃く溶いて、大胆にさっと塗り重ねる。
あとディティールにはこだわらないよう頑張る。
これ、私にはとっても努力のいる行為です。

夏の光を受け煌めくような花や葉っぱの照り返しは、一度塗った色を水筆で拭き取りました。
背景は思い切って青と黄色をにじませて。
正直、塗っているときは「あ!失敗かもこれ!!」と思いましたが、乾いてみれば案外いい感じになってくれて一安心。

仕上げに油性の色鉛筆で、花粉や花弁の斑点を入れて完成。
雄蕊と雌蕊をしっかり描くことで、はじめてユリとして立ち上がってくるから面白いです。

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