2024年5月27日
この牡丹もそうやってちょこちょこ描きました。
夜、少し時間があけば10分くらい手を入れて、少しずつ、少しずつ。
日にちをかけて描いていくと、最初は気づかなかったものが見えてきます。
花びらの輪郭のこまやかさ、陰影のなかに見える色。
もっともっとと手を入れたくなります。
でも、手を入れすぎて何かの一線を超えてしまうと、やめ時がわからなくなってしまうんです。
そうなると、描く楽しさと絵としての仕上がりのバランスが、どこか崩れてしまう。
だから、やめ時は大事。
時々遠くから眺めて、絵と進捗会議をします。
少ない色数で描いていくのは時間がかかります。
最初は目指す色にたどり着けるのだろうか?と不安になりますが、しつこくしつこく線を重ねていくうちに、いつしか近づいていきます。
近づいていく過程がとても楽しいのです。
時間はかかるけれど、作業スペースはとりません。
準備も片付けもすぐです。
56色の色鉛筆とか展開したら大変ですから。
今回は、制作の過程で何枚か写真を撮っていたので、繋げて動画にしてみました。
が、撮る位置がバラバラだし、途中で画像が乱れるし、横向きのまま直せない…
動画難しいですねー。