お待たせしました。
今回は、実際に紙を切ってみます。
いつもわたしが切っている方法を、少しやさしくアレンジしてみました。
写真多めでお送りします。
使うものは、色紙とはさみだけ!
目次
1枚の紙からあなたにしか作れない、オリジナルの三角パーツを作る方法です。
とりあえず何にも考えずに適当なところにはさみをいれちゃいましょう!
真ん中でも、端っこでもいいです。
そのままずんずん切り進めてみて。
直線でも、曲線でもOK。
切るスピードですが、わたしの場合ゆっくりです。
ゆっくり、わざと少し左右に揺らしながら切るのが好きです。
ここはお好みなので、ザクザクスパッと切るのが好きなら、ぜひ、そうした方が楽しいと思います。
そして、どこかで切り落としてしまいましょう。
さて、切り落とした紙です。
半分になりましたが、どちらの紙も端っこが尖っていますね。
好きな方の紙を手にとって、端っこから三角形になるように切り落としていきましょう。
気分によって、少しカーブをつけたり、わざとまっすぐにしたり、角度を変えてみると楽しいですよ。
これを、何回か繰り返すとこんな感じになります。
写真では3枚パーツを作りました。
1枚の紙を切り離しただけですが、これだけでもう、ちょっぴり作品っぽくなりませんか?
なんか形のあるものでないと落ち着かない人には、こちらをトライしましょう。
形のあるもので、切りやすいのは丸とか葉っぱです。
今回の例では、葉っぱをひたすら切ってみます。
一筆書きのように切り出すのが苦手な人は、弓形に切り込みを入れてから、一旦ハサミを抜いて紙を回し、逆さにしてからまた弓形に切ると葉っぱの形になりますよ。
1枚切り抜くと、その先端に少しだけ切り込みが残ります。それを利用してどんどん先に切り進めていくと、こんな感じになります。
一方向に切り抜いていくのに飽きたので、適当に横や斜めにも切り抜いて行きます。
そうすると、切り抜いた残りの紙が、サボテンみたいに見えてきました。
サボテンみたいに見えるのも面白いのですが、たまたま細く残った部分の形が面白いので、切り落としてみます。
切り落としたパーツがこれ。
意図的にはなかなか切れない形です。
作為のなさそうな不定形のパーツは、こうして作ります。
曲線が続いたので、今度は直線を例にしてみます。
ひたすら平行に切っていくことで、似たような形のパーツをたくさん作る方法です。
もちろん、曲線でも同じように作れます。
一枚の紙を直角にジグザグ切りしてみました。
このまま台紙に貼って作品にしちゃってもいいような気もしますが、今回はさらに切ってみます。
切った線をなぞるように平行して切っていくとこんな感じ。
細長いパーツができます。
この時点でもう台紙に貼って終わりにしたくなりますが、更に切ってみます。
何回か繰り返すと、似たような形で大きさが違うパーツがたくさんできます。
切り残したパーツも階段みたいで楽しいですね。
これ、全部使えますよ。
紙を八つ折りにして桜の花びらを切り抜いてみました。
こうすると、同じ形のパーツが4つ、鏡像のパーツが4つできます。
お、何やら面白いですね。これも何か切り出せそうです…。
切り出してみたところ。
切り出したパーツもいいのですが、さらに切り残った部分の形も面白いですね。
裏から色紙を当ててみたら、何か別の形に見立てることができそうです。