ビー玉(青と緑)

ビー玉(青と緑)

ビー玉(青と緑)2016年8月

3年前の作品ですが、ビー玉は時々継続的に描いているので上げておこうと思います。
ビー玉を継続的に描いているのは理由があって、いつか日本画の岩絵の具を使って描いてみたいのです。
なので、この作品のように色鉛筆で描いているのは、自分の中では習作のつもり。

色鉛筆を選んだのは、微妙な色を分析しながらうつしとっていくのに向いているかな、と思ったからです。

しかし、ビー玉には難しい要素がいっぱい詰まっているのです。

  • 透明
  • 反射する
  • 球体
  • 球体の中にさらに立体の色ガラス

などなどなど。
まず、円が描けない…
光の影響を鋭敏に受けて、刻一刻と景色が変わっていくので、頭の中で「落とし所」をつける必要もあるな、とも感じます。

難しい難しいと思いながら見つめていると、ぐいぐいガラスの中の世界に引き込まれていって、意図せず深く集中してしまいます。
そして後でぐったり。

それでもまた描きたくなるのだから、不思議ですね。

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