2009年、岩絵の具、麻紙 日本画3作目。下絵の貝と桜はそれぞれまったく別の時期に描いたスケッチが元になっていて、こんな風にコラボされるとは当時の自分も予測してませんでした。どうなるかわからない、翻弄されているようで自分の意思で動いているようでもある、そんな感じを出したかった記憶があります。貝の描き込みはとても楽しくて、放っておくとそちらばかり手をかけてしまうので抑えるよう意識しました。