大屋根

大屋根

大屋根(2018年8月)

発端は、過去の切り絵作品に使った色紙の残りが大量に存在し、保存用のファイルに入りきらなくなってきたことです。

どうしても、角が余ってしまうんですよね。

わたしの作品は曲線が多く、直角が入った要素はあまり使わないので必ず角が余っていくのです。

やけになり、角を次々と重ねていったら何となく山のように見えてきました。
山といえば思い出すのは故郷の山、八ヶ岳。そして遠くに見える「日本の屋根」と呼ばれる日本アルプス。
だから私の手癖で描く山はざくざく切り立ちがちです。

台紙は思い切ってとっておきの金色の紙を採用。金と銀はちょっと高いのですよね。

貼り終えてみれば何やらめでたい感じに。
初日の出でも拝めそうですね。
シルエットだけ、2019年の年賀状の図案に取り入れました。

いつかは同じ図案で日本画にしてみたいですね。もちろん背景は金箔で!

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