紅いマドラー

紅いマドラー

紅いマドラー(2015年5月)

この記事を書いている2019年5月現在の時点では、絵描きの他に本業として別の仕事をしています。
一方、1日の時間と自分の体力は有限なので、本業が忙しくなってくると必然的に絵を描く時間が削られていくことになります。

絵を描くことは、集中に至るまでの時間がある程度必要なこともあり、時間と体力を湯水のように使います。
すき間時間にちょこちょこ描くやり方もあるのですが、それだけではどうしても欲求不満になります。

そんな時どうするか。
使い切ったスケッチブックや、PCの自作のスキャンを収めたフォルダを開いて過去の作品を眺めます。
不思議と、今のお仕事を機嫌よく片付けてしまえばまたこんなのが描けるよね、うんそうしよう、という気分になれるのです。
そして本当に機嫌よく仕事ができてしまう。

過去の自分に励まされているのでしょう。
今日は4年前の私に励ましてもらいました。

ギリギリまで要素と色を削り、ストイックな構成を目指していた頃だったかな。
今はそこまで真面目になれません… 角が取れたともいいますね。

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