2024年6月16日
一昨年前か、さらにその前でしょうか。
母と訪れた諏訪大社下社 秋宮の境内で見かけた梶の木と実です。
ご神紋にもなっている梶の木ですが、お恥ずかしながら現物はよく知らなくて。
母とふたり、「この木何だろうね、面白い葉っぱだね。」などと話をし、そのうち調べておくよ、と答えた記憶があります。
描いた部分の葉は単純な形をしていますが、そうでないものもあり。
葉の軽さと対比するかのような実の重みを出したいなと思いながら彩色しました。
この木の名を告げる前に、母はこの世を去ってしまいました。
空の上からも、この絵が見えるでしょうか。