色鉛筆が好きで、珍しいメーカーや新作を見つけるとついつい買ってしまう私。
特に100均はお値段が手軽なことと、ミニサイズが多くお試し感覚で買えるため、気づいたら結構なコレクションになっていました。
今回はその中から、今いちばん気になるメーカー、野府産業株式会社さんの色鉛筆を紹介します。
目次
ウェブサイトが見当たらないので、詳しい商品情報はわかりません。
セリアやWattsなどの100均ショップに行って商品があればラッキー!な感じでしょうか。
最初にメーカー名に注目した商品がこちら。
の6色が入っていて100円+税。しかもフルサイズ。
フルサイズなのはお得感があります。
メタリックカラーはちょっとしたデコレーション以外使い道がわからないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
ゴールドは黄色・オレンジのように使えるので、実質この6色でかなりのものがメタリックなタッチで描けてしまいます。
そう、普通に画材として使えてしまうのですよ!
その証拠がこちら。
普通の色鉛筆よりは薄めの仕上がり。
メタリックカラーがちょうど、猫の毛のツヤを表現できていい感じです。
植物や建物を描いても良さげ…
この色鉛筆はいっときSNSでも話題になりましたね。同じシリーズで水彩絵の具もあります。
色は以下の12色、日本の伝統色が選ばれています。
出してみるとこんな感じ。色の順番すみません、上と合ってません…
全ての色を使って菖蒲を描いてみました。
使ってみると思った以上に鮮やかでびっくりです!
他の色鉛筆とミックスする場合、色が鮮やかすぎて浮いてしまうかもしれませんね…
塩梅がわからないうちは、単体で使うのがおすすめです。
普通の色鉛筆は通常の消しゴムでは消せません。(無理やり消すこともできますが、紙が傷みます。)
これは、普通の消しゴムでも消せる色鉛筆です。
普通に描き直しができるのも嬉しいし、お子さんのいるお家であちこち描かれて困る… なんて場合にもいいのでは?
全色出してみました。それぞれお尻に消しゴムがついているので、わざわざ消しゴムを出してこなくても大丈夫です。
鉛筆と消しゴムの色を合わせてあるのがかわいいですね。
色は以下の12色。使いやすい構成ですね。
試しに睡蓮を描いてみました。
まず大雑把にみどりで輪郭をとって…
葉っぱに水面、全部に色を塗っていきます。
試し描きなので相当ラフにいってます。
しかし色が出にくい…凸凹の少ない紙には向いていないかもしれません。相当出にくいです。
ここで消しゴムの登場!
葉っぱのツヤと、水面が反射しているところを消しゴムで消します。
画質が悪くてすみません…
使い込めば、葉っぱのツヤや水面の反射、葉っぱの水上と水没した部分との描きわけが普通の色鉛筆より楽に表現できそうです。
普通の色鉛筆では、反射しているところはあらかじめ計算して抜きながら描いたりするので…
いいですねこれ。
色の出にくさは、紙でそこそこカバーできる気がするので、合う紙を探そうと思います。
100均の宿命とは言えますが、必ずどのお店でも扱っているとは限らないし、いつでも売っているとも限らないんですよね。
今回紹介した3種類の色鉛筆も、みんな違うお店で買ったものです。
ひとつのお店で無かったからと諦めずに、根気よく探してみてくださいね。